記憶を映像にする

Radioheadの”House of Cards”という曲。トム・ヨークがVelodyne LIDARによって捉えられた映像。身体にある細胞をできるだけ簡略化しているので、面が点のようになっている。これはなにか、ライプニッツのモナドのようにも感じられるし、モーションキャプチャーっぽくもある。

そして風景がでてきては、掻き消えてゆくところがあって、実際にあった風景を早送りすることで、わたしたちの記憶を曖昧にし、廃墟のようにしてく過程のようにもみえた。いうならば、これは記憶そのものを映像にしたようなものなのかもしれない。