■ 見下ろされる時計 2010-10-2(Samedi) ギャラリー小柳、オラファー・エリアソン展で"Multiple Shadow House"だったかな?6色のライトが白い壁に照らされていて、その間に立つと自分の影がその色ごとにみえる、というもの。 こんな感じだった。 http://www.fastcompany.com/1563973/eye-candy-olafur-eliassons-amazing-new-art-installation 自分の肉体がなにかの分解されるようなインスタレーション。 巨大な鏡をトラックの側面にとりつけて走らせるというビデオ、風景が分断されたり、車窓のように流れる映像をみていると、立っているはずの自分が電車のなかにいるような、何かに引っ張られているかのような気分になる。 そんな奇妙な感覚になったまま外に出て、オープンしたばかりの銀座三越へ。ここのテラスから銀座和光の時計がばっちり見える。 それよりも印象に残ったのは和光を見下ろすかのようなビル群の風景。その上に空が広がっている。いつもわたしは和光を見上げているので、それを見下ろす位置はとても新鮮に感じたのはそうなのだが、その上にはまたビルがある。ビルというのは、地上から空をとってしまったのかもしれない。 2010年 10月 02日(土) 00時38分59秒 庚寅の年 神無月 二日 乙酉の日 子の刻 四つ |
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