去年の12月、台北まで行ってきました。ある事蹟についての調査のために訪問しましたが、その一環で台北にある「国家図書館」を訪問しました。ここは日本でいう国立図書館の位置づけです。規模としては少し小さいですが、サービスは充実した図書館です。
場所は台北駅から南、観光地ともなっている中正紀念堂の真向かいに位置しています。台北駅から歩いていくことも可能です。
建築は地下2階、地上6階で、平面図はこちらからみられます。
ここは外国人も利用できます。入口のゲートを潜ると左のほうに外国人用の受付があります。そこで閲覧の旨を伝えるとパスポートの提示を求められます。パスポートをみせると、「臨時閲覧証」が発行されます。これはその日かぎりで退出時には返却しなければいけません。
また、カバンなど荷物の持ち込みはできません。無料のコインロッカーに預けるよう指示されます。これは国会図書館と同じですね。
資料は基本的に、開架/閉架両方です。日本の国会図書館はほぼ閉架なので、その違いは少し戸惑いますが、貴重書や古いものはほぼ閉架のように見受けられました。
2階にはパソコンもあり、閲覧証を提示することで自由に使うことができます。データベースへのアクセスおよびインターネットにつなげるために利用しているひとが多いようです。パソコンの性能は少し遅れていてもっさりしていましたが・・・。当時、わたしはノートパソコンを持って行かなかったのでやっていませんが、Wifiもはしっているようです。ここに繋げ方がかいてありました。
パソコンからのプリントアウトは有料で、コピーカードが必要です(現金支払ではありません)。カードは100元のみで、100枚印刷できます。ただ、A4しか出力できないので、大きな資料は分割して印刷しなければいけません。パソコンでは日本語入力もできます(日本語利用者も多いのだろう)。
また、2階にレファレンスがありますが、英語は十分に通じます。
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