人気メモアプリのDay oneについて、データ”journal.dayone”をdropboxに置くことで同期する方法を解説します。
このアプリはiPhoneとMac両方から同期しながらメモをとったり日記を書いたりできるので便利なのですが、同期の設定に不具合があるらしく、ググると困っているという方がたくさんいる。そこでわたしが取った方法を紹介したい。
まず、わたしの環境は、iPhone(OS5)とMacbook Air(OS 10.8)。MacにあるDay oneのヴァージョンは1.7.2。iPhone版は1.10です。iPhone版を使ってdropbox下に共有ファイルを作るように設定しています。
しかしMacにあるDay oneのsync設定がうまくいかない。これがその設定画面。
このアプリはiCloudとDropboxをつかってデータ共有することができます。すなわち、iPhoneからもMacからも同じデータにアクセスできるというわけです。
しかし、Use iCloudはうまく動かず、Use Dropboxを押して設定を進めてもエラーで強制終了してしまう(上の画面では同期できます、と表示されているけれどもできなかった)。そこで、一番下にあるCustom Locationを使ってDropbox下にデータを置いて指定しようと考えたわけです。しかしこのボタンを押しても強制終了してしまう。
したがって、どうしようもない状態だったのですね。同期ができないのは困ります。
そこでわたしが取った方法が以下になります(この方法による損害に責任は負いません。必ずデータのバックアップをとっておいてください)。
なお、この方法はMac本体にDay oneのデータがあることを想定している。iPhoneにデータがある人は注意してください。
1、MacにあるDay oneを起動させる。
これまで書いたログがある人は記録をバックアップをとりたい。まず、設定画面のsyncのところに表示されている”data file”をクリックして表示されるfinderにjournal.dayoneがみえるはずだ。このjournal.dayone(本体)を他のところにコピー&ペーストする。念のため、コピーを2つ作っておこう。
2、iPhoneによってDropboxが認証されていれば、DropboxにApps -> Day One -> journal.dayoneができているはず。このjournal.dayoneはダミーでもいい(ただし、iPhone無しでの認証は検証していないので注意されたし)。
3、MacのDay oneを終了させる。
4、journal.dayone(本体)をdropbox下のApps -> Day One -> Journal.dayoneに移動させる。上書きをすることになる。
5、このjournal.dayone(本体)のエイリアスを作成する。
6、作成されたエイリアスをjournal.dayoneがあると指定されているフォルダに放り込む(場所は1で示したData fileのフォルダと同じところ)
7、Day oneを起動させると、「journal.dayoneはどこか?」という表示が出るので、Dropbox下にあるjournal.dayone(本体)を指定する。
8、MacとiPhoneで書き込みを完了させるとすぐに同期がはじまることを確認することができる。
以上になります。
他の方法もあるかとおもいます、ぜひご教示ください。よろしくお願いします。
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