20220125

1月25日。写真は松濤美術館エントランスにある、オニキスの石材を薄くカットした天井。外は軽い雨が注いでいるなか、デスクワークとしてメールのやり取りや書類の整理に終始する。集中力をピークに持っていくことはせず、淡々と作業をこなす。あらかじめ何をすると紙に書き出しておかないとエンドレスに感じてしまいがちだ。紙はA4横1枚のまっさらなもので、そこにすることを書き出しておいて、それを終えると鉛筆で横線を入れて消す。全部横線が入るまで作業をするといったことだ。
すこし前に古書店の目録が届いたので、めくっているとわたしの研究分野ど真ん中の史料があった。ほとんど流通していないうえにあまり値段も高くなかった。さっそく注文をしていたのだが、それが今日届いた。プチプチで梱包されていて、領収書・納品書が同封されていた。テープを丁寧にはがして史料を取り出す。それは明治30年代に撮影されたある写真だ。学術書にも掲載されているもので、史料としての重要度はさほど高くない。これを手にしていると、120年あまり前の時代の輪郭がわたしをたどり直すような思いがする。


投稿日

カテゴリー:

,

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です