2月10日。雨から始まる一日。天気予報では大雪の予報が出ている。今度、3月5日に予定しているシュワー・シュワー・アワーズの準備に集中していた。一言でいえば、これは美術館の展覧会をみて、その感想をざっくばらんに話し合う会だ。わたしは歴史家なので、何の関わりがあるのかと思われるかもしれない。だけれども、ろう者が社会との関わりを広げていくことと、いろんな人が在ることを実感できる社会を作っていくという意味では歴史研究とその成果(著書や論文の公開、研究発表など)を出していくこととさほど違わないように思う。窓を見やる。脇には積ん読の本がある。週末に読まなければならない。灰色が白に変化していき、雪がうっすらと積もりゆく。
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