通路にものをおかないということ

京都府立盲学校におじゃまさせていただくことはお伝えしたことがあるけれど、まわりを歩いているとこんな看板がある。なんというか、この看板をみることで、ああ盲学校に来たなという感覚が強くなる。わたしの場合、バイアスなのか、はり、きゅう、マッサージときくとすぐ盲人たちのことを思い出してしまう。

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白杖をもって歩いている人のマーク。これは横断歩道とかにある白い盲人用信号と同じマークのようなので、それをはりつけたものか。

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「駐車を御遠慮ください 視覚に障害のある生徒が通ります」と書かれている看板。これは車が通行の邪魔になるということだけれども、たしかに盲学校の廊下にはものがまったく置かれていない。わたしは一度だけ物を置きっぱなしにして、注意を受けたことがあるのだけれど、ほんとうに徹底している。それに比べ、わたしたちの研究室の廊下にはいかにものがあふれていることか・・・!

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このような看板は盲学校のまわりにしか見ることはできないのだけど、でも、ものを使ったら元に戻すという基本的なことをいつも思う。いま、京都国立博物館の平常館を設計している建築家の谷口吉生はとくにそうしているという。
本当はこんなことを絶対に言ってはいけないが、谷口が盲になったとしても、物をいつももとのところに直す谷口のことだから、きっと順応してしまうのではないかと思うほど、谷口は徹底した整理整頓をしているという話をきいている。

2012年 12月 11日(火) 23時01分28秒
壬辰の年(閏年) 師走 十一日 丙午の日
子の刻 一つ


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