カルロ・クリヴェッリ「聖ガブリエルの霊視」(部分)(1489頃、ロンドン・ナショナルギャラリー)
まだみたことはない。この絵の右上にマリアと幼いイエスのふたりを金で包み、光を線で表現するという方法がつかわれている。光の表現は大きく分けて線と点があるよね、点の歴史とからめて考えられるところ。日本でいえば截金だったり。
それにしても女性器のような・・・空間がグッと押し広げられて、二人が天使とともに出てくるようなところが実にドラマティックな絵だと思う。こころなしか、周りの果実と背後にある雲の風景がかけ離れてしまっていて、まるで空間じゃないようだ。
source: The Vision of the Blessed Gabriele, probably about 1489, Carlo Crivelli
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