ニンテンドー64にイジェクターが無い理由

任天堂が販売していたゲーム機「ニンテンドー64」にはイジェクターと呼ばれる、カセットを抜くためのスイッチが無い。ファミコンとスーパーファミコンには採用されているが、ニンテンドー64には無いのである。これは説明書も含め、ニンテンドー64に関する書籍には情報が含まれていない(管見のかぎり)。
そこで、わたしは任天堂の問い合わせ窓口まで尋ねたことがある。そこで得られた回答は以下のようになる(原文のまま)。

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ゲーム機本体の機構は、その必要性やデザイン、コストなどさまざまな要素を考慮して決定いたします。

最終的に、ニンテンドー64では、イジェクトスイッチを採用いたしませんでしたが、さまざまな要素を勘案して決定しておりますので、具体的な理由はお答えいたしかねます。

ご期待に添えず申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申しあげます。
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理由は教えられないという。イジェクターそのものはシンプルな装置で、とくに難しい技術が必要とは思えない。本体の流線の効いたデザイン、基板の位置、イジェクターの配置のデザインがうまくマッチングしなかったかもしれないし、生産上の問題もあったのかもしれない。さてどうなのだろう?ニンテンドー64が何周年かを迎えたときには明らかにしてもらいたい。

2013年 2月 04日(月) 20時37分38秒
癸巳の年 如月 四日 辛丑の日
戌の刻 四つ


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