ブルー・カーペットと六畳間

Posted on 2019/01/04

新年、あけましておめでとうございます。今年もライブラリー・ラビリンスをよろしくお願いします。
 
年末年始、ちょっとしたことでかつて住んでいた家に行く機会があった。いまは空家になっている。ブルーのカーペットが印象的なリビング。奥の部屋は6畳で、わたしの部屋だった。
 
 
障子を閉めると、しっとりとした光がはいってくる。
そう、わたしは高校までをここで過ごしたのだった。
6畳の部屋に座り込んで寝転ぶと、しっくりくるところから、わたしの空間感覚はいまも6畳が基本になっているようだ。寝転ぶと、思い出が蘇ってくる。場と記憶の相関ということが古代ギリシャの記憶術でいわれていることをあらためて思い起こす。ここで思いっきり遊んだし、たくさんの宿題をやった。
 
ブルー・カーペット。これを海に見立てて泳いでみたり・・・。
 
思い出しかけたときに我にかえり、すぐに起き上がる。みずからの時間を懐古するのはまだ早いことに気づいたのだった。

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