投稿者: sourd
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扇言葉
表象文化論でご活躍されている、小澤京子さんがフラゴナールを模したスカートの元ネタは何だろうとツイートしていた。…
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レーピン展にむけて
いま、Bunkamuraで開催されている、「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」。わたしはこの画家について…
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わたしを戸惑わせる葉
クリムトの「公園」 画面のほとんどを葉が占めている。こぼれ日は見えないかもしれない。木のようでありながら、枝が…
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奈良美智とペリー
「奈良美智:君や僕にちょっと似ている」と「ペリーの顔・貌(かお)・カオ -「黒船」の使者の虚像と実像-」が同じ…
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ヴェネツィア・セックス
ニコラス・ローグ『赤い影』をみた。ふつうにTSUTAYAでレンタルできる。 以下、ネタバレにならないよう、注意…
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ヴェネツィアに行くなら
ヴェネツィアに行くまえにぜひとも見ておきたいと思っていた映画があって、それがニコラス・ローグの『赤い影』という…
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遅れる気持ち
2012年 8月 19日(日) 23時51分05秒 壬辰の年(閏年) 葉月 十九日 壬子の日 子の刻 二つ
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ジネヴラとタルコフスキー
アンドレイ・タルコフスキー「鏡」をみていると、1コマ、1コマが光とともにやってきて、過ぎ去って行く・・・。その…
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わたしは何も知らない。
いつのことだろうか。 わたしが「京都盲唖院」を知らなかった頃。京都府立盲学校も知らず、あの岡本稲丸先生のことも…
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美術/建築から映画をみる
ジュースキント『香水』の原作と映画について池上英洋先生( @hidehiroikegami )とTwitte…
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無意味にペンを走らす
2012年 8月 14日(火) 00時12分07秒 壬辰の年(閏年) 葉月 十四日 丁未の日 子の刻 三つ
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ふたりの行く先
keyword:新聞記事/六道/賽の河原 2012年 8月 12日(日) 23時31分32秒 壬辰の年(閏年)…
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青い裂け目
2012年 8月 11日(土) 22時23分48秒 壬辰の年(閏年) 葉月 十一日 甲辰の日 亥の刻 三つ
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夜空を見上げる
keyword:夜空 2012年 8月 07日(火) 23時45分08秒 壬辰の年(閏年) 葉月 七日 庚子の…
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歩き去る猫
犬島に行ったときに出会った白と黒のまだら模様の猫。野良猫ではなく、飼い猫だと思う。この猫については旧サイトで犬…
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おおかみこどもの雨と雪
Twitter上で話題になっていたし、予告編が良かったので日本語字幕付き上映を待ってすぐ見に行った。 劇場は横…
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言語の保ち方
手話に限らない話だけれども、言語を学ぶには細く長く、息を続けるようにやらないと体にぴったりくっつかないものだ。…
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夜に包まれる絵画
今年、絵金が生まれて200年目ということをニュースで知った。絵金といえば、高知の赤岡町に絵金蔵という、絵金のコ…
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ダリのようにとろける
ダリの絵のようなペリエのCM。これは少し前のなんだけど、まさにこんな季節にはペリエが一番似合う。そう思いつつ、…
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冬の思い出
医学書院の雑誌、『訪問看護と介護』2012年8月号に、わたしのインタビューが掲載されました。寒い冬で、時期的に…
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紙に気持ちをのせる
2012年 7月 31日(火) 12時47分30秒 壬辰の年(閏年) 文月 三十一日 癸巳の日 午の刻 四つ
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歴史と地理を横断する — ベイルート
少し前、アラブ・エクスプレス展(森美術館)をみる。 そのなかで「おおっ」と思わず声をあげてしまった展示がこれ。…
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「曜日」の読み方の歴史
わたしたちは曜日を「ようび」と読んでいますが、かつては「ようにち」と読むこともありました。日本において曜日を制…
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積み上げられた苺
9月からのシャルダン展の目玉がまさにこの『かごに盛った野苺』(1761年,個人蔵)。 サイトをみたときに、す考…
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ターナーと太陽
ジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』の5章「視覚的=幻視的抽象化」に出てくる、ターナーの2枚の絵。これは太陽…
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雪村自賛自画像の解説例
今更、といわれるかもしれないけれど、田中一松先生の「雪村自賛自画像の一考察」『國華』71、28頁を改めてチェッ…
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ガラスの亡霊
ハンガリー生まれの写真家、アンドレ・ケルテス(André Kertész, 1894–1985)の「夜の摩天楼…
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同じ絵なのに、違う
ロヒール・ファン・デル・ウェイデン(1399/1400 – 1464)による、「若い女性の肖像」(…
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手にした資料と「しるし」
keyword:論文/ストック/整理/読む 2012年 7月 21日(土) 00時50分34秒 壬辰の年(閏年…
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耳に手をあてる
ジョシュア・レイノルズの自画像がgoogleで細かくみられるようになっていた。もとはといえば、tateのコレク…
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聞こえない身体がすれ違った
松本竣介展をみたあと、スタッフのNさんと少し話をして、そのまま海に出た。 繰り返される波が、わたしに何かを訴え…
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Maha Maamoun, Domestic Tourism II
MoMAより引用。というか、“Mapping Subjectivity: Experimentat…
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Le bienheureux Ranieri délivre les pauvres d’une prison de Florence
ルーヴルで見て以来、惚れた絵の一枚。Sassetta(サセッタ)による、福者ラニエリがフィレンツェの牢獄から貧…
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手をさしのべる
keyword:ギャラリー/手/にぎる/階段 2012年 7月 12日(木) 21時26分05秒 壬辰の年(閏…
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パネル2の仕掛けについて
表象文化論学会の第7回大会のパネル2「結晶化する物質──切り貼りにおける時間と固有性」のように、学会の大会では…
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無関心な女
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アメーバのように
keyword:表象文化論学会 2012年 7月 10日(火) 00時43分06秒 壬辰の年(閏年) 文月 十…
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ボッティチェッリのメダル
表象文化論学会第7回大会 パネル2のポスターをつくりました。ボッティチェッリの絵を背景に据えています。手にもつ…
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ボッシュを服にする
アレグザンダー・マックィーンがボッシュを基調にしたドレスを。肝臓のところにある魚は聖アントニウスの誘惑からとっ…
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表象文化論学会第7回大会 パネル2について
表象文化論学会の大会が近づいてきましたので、パネル2の概要をお伝えします。 どうぞよろしくお願いいたします。 …
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シンポの種明かし
「アビ・ヴァールブルクの宇宙」で は、何か特別な仕掛けがあると予告されていたけれどもそれは、ほぼ原寸大(原寸よ…
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マウリッツハイスへ
マウリッツハイス展が開催されたそう。楽しみ。昔、オランダを旅行したときにすごく行きたかった建築だったのを覚えて…
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注意とアクション
ユーロ2012のイタリアvsイングランド。 PKになって、イタリアのピルロが蹴るシーン。ピルロは「違った形でキ…
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ハンマースホイの重力
keyword:ヴィルヘルム・ハンマースホイ/Hammershøi and Europe/西洋美術館/重力感 …
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ブックフェア「表象文化論のアトラス」の感想
表象文化論学会全国大会(7/7-8)との連動企画としてのブックフェアが始まりました。 場所はMARUZEN&ジ…
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「暉雄」と識字率の歴史
曾我蕭白《群仙図屏風》(六曲一双(各172.0×378.0cm)のうち右隻,1764年, 紙本著色, 重要文化…
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「様式」の危なっかしさ
ベーリックホール(昭和5年(1930)J.H.モーガン設計) 思いつくままに。 美術史や建築史において、「様式…
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メガシンポ「人知のいとなみを歴史にしるす」
7月6日から7日にかけて立教大学でメガシンポ「人知のいとなみを歴史にしるす 中世・初期近代インテレクチュアル・…
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目撃すべきユクスキュル
國分功一郎さんの『暇と退屈の倫理学』で引用されているように、ここ数年、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルの本がよく…
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見つめ合う男女
ダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスの『卒業』(1964)。いつだったろうか、まだ成人式を迎える前にみたこと…
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見ているだけで何もできない
視覚をめぐる政治性について、さっきピザ・マシーンを取り上げたけれど、なんか思い出す映画があって。これは旧サイト…
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ピザ・マシーン
ピザの生地を作り、焼いてくれるという自販機のデモ。ピザが作られる様子がわかるようになっているところは大きなポイ…
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藤原えりみさんへ
藤原えりみさん( @erimi_erimi )の手術が近いとのことで、どうかお元気になられますように。お見舞い…
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ボッティチェッリの気質
ボッティチェッリの内奥の本質を、「優美なナイーブさ」とか「魅惑的な憂愁」として公衆の愉しみに供するのは、現代の…
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寛仁さまにお会いした日
keyword:寛仁/ボッティチェッリ/アケロオスのニンフ 2012年 6月 17日(日) 22時34分47秒…
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光に包まれ、消え去る都市
露光を調整して撮影すると、光によって都市が掻き消えてゆく・・・。AKIRA、ヒロシマ。光の暴力。 …
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芭蕉をうつす
フォトアルバムを見ていたら、ああそうだ。伊東忠太が関わったこの建築を見たんだった。
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PDFのパラドックス
今日、Twitterでこんなツイートがあった。
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もっと気軽に、美術館へ!
テートブリテンをキュレーターのGus Casely-Hayfordさんが歩く映像。ラフなファッションで何も持た…
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“ART OF ANOTHER KIND”
グッゲンハイム美術館の”ART OF ANOTHER KIND”展のサイトがすごくカッ…