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重力をつきぬける — 齋藤陽道『感動、』
齋藤陽道『感動、』(2019)より フョードロフにとって重力とは原罪に似ていて、人類を下方へ、大地へ、横臥状態…
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わたしの2010年代
本棚とルイ・ブライユの胸像写真 2019年の年末。今年は2010年代を総括した一年であるといえる…
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筒井茅乃とヘレン・ケラー
今日は8月9日。 アメリカのボストンにあるパーキンス盲学校のアーカイヴスにはヘレン・ケラー宛への手紙が多数デジ…
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岡山芸術交流 会場情報・アクセスについて
岡本太郎「躍進」(岡山駅にて) 岡山芸術交流においては、各会場の作品の配置を示したパンフレットが配布されていま…
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盲人の視覚
雪ふかみ たはめど折れぬ 呉竹の 色やゆるがぬ 御代とこそしれ この歌は、小杉あさという近代の静岡において東海…
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繋がらない男女 — 齋藤陽道×百瀬文
2014年9月13日、ギャラリーハシモトで齋藤×百瀬のイベントにて。何を行うのかは事前に告知されず、それゆえに…
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アルノー・デプレシャン「魂を救え!」
わたしが学生時代、梅本洋一先生の講義にレポートを出していた。ほとんどはダメだったけれど、このレポートに限っては…
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感想 ― 百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》
平成24年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展において、百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》をみ…
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百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》について
武蔵野美術大学大学院の院生、百瀬文さんが修士制作として、わたしとの対談を映像作品として制作されました。 優秀賞…
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ソローのことば — 『ウォールデン』より
[tmkm-amazon]4480085475[/tmkm-amazon] (・・・)世代という…
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インタビュー・ウィズ・トモタケ キノシタ
『訪問看護と介護』の2012年8月号に掲載された、わたしの記事をアップします。以下よりPDFでダウンロードでき…
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なぜ、わたしは投入堂を目指したのか?
先日、NHK鳥取のディレクターから「2007年に三佛寺の投入堂の特別拝観のときを詳しく教えてほしい」というメー…
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絵巻の形式について
若杉準治編『絵巻物の鑑賞基礎知識』を手にする機会がありました。 [tmkm-amazon]4784301577…
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『人間の条件』における「墓碑」
ハンナ・アレント『人間の条件』(ちくま学芸文庫)を読んでいると、プロローグでこんなくだりがある。 (1957年…
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パネル2の仕掛けについて
表象文化論学会の第7回大会のパネル2「結晶化する物質──切り貼りにおける時間と固有性」のように、学会の大会では…
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表象文化論学会第7回大会 パネル2について
表象文化論学会の大会が近づいてきましたので、パネル2の概要をお伝えします。 どうぞよろしくお願いいたします。 …
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ピザ・マシーン
ピザの生地を作り、焼いてくれるという自販機のデモ。ピザが作られる様子がわかるようになっているところは大きなポイ…
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藤原えりみさんへ
藤原えりみさん( @erimi_erimi )の手術が近いとのことで、どうかお元気になられますように。お見舞い…
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ボッティチェッリの気質
ボッティチェッリの内奥の本質を、「優美なナイーブさ」とか「魅惑的な憂愁」として公衆の愉しみに供するのは、現代の…
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ヴァザーリとパノフスキー
いま、ヴァールブルクのボッティチェッリ論を読んでいて思ったのだが、この関連書籍のひとつにディディ=ユベルマンの…
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自己の自動生成システム
カメラとコンピュータを使って一筆描きで自画像を作成するシステムの映像。このセルフ・ポートレートを試した人たちの…
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ラスベガスのあるピンボーラー
BBCのPinball wizard Tim Arnold shows off his Las Vegas m…
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揺れる葉
2011年の夏の日、京都のMの部屋から撮影した揺れる葉。カメラ・オブ・スキュラとの比較のために。
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池上英洋の第弐研究室:再掲: 広島に生まれて。8月6日
母の友人に、原爆ドームとなった建物に勤めていた人がいました。毎日出勤していて、たまたま8月6日の朝だけ所用で出…
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《対談》 南方学の基礎と展開-テクスト、マンダラ、民俗学-
長谷川 しかも『本屋風情』という名前を皮肉たっぷりにちょうだいするくらいだから、相当親しいわけです。もちろん…