カテゴリー: Journals
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風が吹けば桶屋が儲かるについて
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中原中也 最後の詩
中原中也が生前最後によんだ詩。 この写真は、山口市の中原中也記念館にて。 なぜかふっと思い出した。
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感想 ― 百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》
平成24年度 武蔵野美術大学 卒業・修了制作展において、百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》をみ…
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百瀬文《聞こえない木下さんに聞いたいくつかのこと》について
武蔵野美術大学大学院の院生、百瀬文さんが修士制作として、わたしとの対談を映像作品として制作されました。 優秀賞…
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立命館での講演風景
生存学センターより頂いた写真。創思館の401、402のレクチャールームなるところ。 スライドの前にいるのがわた…
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立命館大学先端総合学術研究科での講演について
1、はじめに 立命館大学にて講演をしてきました。テーマは「明治10年代の京都盲唖院の発展と縮小に関する諸様相」…
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突然出てきた女
帰省中、家族で夕食を食べたときに母から聞いた話。 母が小学生のころ、父(わたしから見れば母方の祖父、故人)の実…
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絵の見せ方 — ある家の方法
道を歩いていたら、こんな家をみかけた。立派な構えで、戦前の建築のようにもみえる。庭の木が剪定されていることや郵…
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2013年の始まり — お雑煮
母からお雑煮の作り方を伝授された。作るのをお手伝いする機会はこれまでもあったけれども、一から作る方法を教わった…
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2012年
2012年も終わりに。この一年を振り返るなら、『金色夜叉』での一文につきるかもしれない。 「とかつは驚き、かつ…
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小さな椅子と文字をなぞること
大掃除を手伝う。 ふと、わたしが子供のときに使っていた椅子があった。かつてはわたしが食べるときに使っていた椅子…
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古本への処女航海
わたしが初めて行った古本屋「檸檬」。はじめて行ったのは小学校の6年生ぐらいではなかっただろうか。商店街のなかに…
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京都市営バス204をめぐる旅
京都での調査が終わった。 京都府立盲学校で毎日朝から夕方までずっと手を動かして・・・。昼休みは何も考えずにいた…
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気になるあの子
フランス国立図書館のfacebookで知ったこの画像。ロスチャイルド家のジェームズ・デ・ロスチャイルドとその妻…
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明治村訪問記
今日は愛知県犬山市にある明治村へ。 明治村は、建築家・谷口吉郎と名古屋鉄道・土川元夫が1961年にスタートさせ…
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川村清雄の和魂洋才
目黒区美術館の「もうひとつの川村清雄展」にいく。目黒駅から歩いていくのだけど、春に行くと桜がきれいなんだよね。…
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通路にものをおかないということ
京都府立盲学校におじゃまさせていただくことはお伝えしたことがあるけれど、まわりを歩いているとこんな看板がある。…
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一橋大学附属図書館での調査について
(写真:銀杏に囲まれる一橋大学。図書館は左側の時計台のある建物。右はあの兼松講堂。) 一橋大学にて資料調査をし…
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藤原えりみさんを囲む食事会顛末記
昨日、藤原えりみさんを囲む食事会を企画させていただきました。 会場は市ヶ谷の「あて」。一度行きたいなとおもって…
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「あんぱさんど・おふ!in白金台」顛末記
「あんぱさんど・おふ!in白金台」なるオフ会をやったので、そのメモをしておきたい。
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100回目を迎えて
にっぽんmuseumより配信している、「アートシンクタンク通信」の隔週連載「ホログラフィー・アーキテクチャー」…
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彼女にはわたしのかげが外国人のように…
京都でかげうつし展をみる。 この展覧会は、京都市立芸術大学ギャラリー(KCUA)であっていたのだが、1、2階を…
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フラ・アンジェリコ in サイゼリヤ
いろいろと調査。打ち合わせをする。 6日は研究会に誘って頂いた。Twitterで知り合った、ろば…
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スマート・キョウト
前から行きたいとおもっていた、「スマート」というカフェに。すごく座りやすいソファに苦みの効いたカフェ。とても気…
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京都での予定
久しぶりの京都。 好きなホテルに宿をとる。ここは何度かお世話になっているけれど、いつも助かっている。 ここは閑…
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インタビュー・ウィズ・トモタケ キノシタ
『訪問看護と介護』の2012年8月号に掲載された、わたしの記事をアップします。以下よりPDFでダウンロードでき…
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なぜ、わたしは投入堂を目指したのか?
先日、NHK鳥取のディレクターから「2007年に三佛寺の投入堂の特別拝観のときを詳しく教えてほしい」というメー…
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保護中: あんぱさんど・おふ!in白金台
この投稿はパスワードで保護されているため抜粋文はありません。
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扇言葉
表象文化論でご活躍されている、小澤京子さんがフラゴナールを模したスカートの元ネタは何だろうとツイートしていた。…
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奈良美智とペリー
「奈良美智:君や僕にちょっと似ている」と「ペリーの顔・貌(かお)・カオ -「黒船」の使者の虚像と実像-」が同じ…
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ジネヴラとタルコフスキー
アンドレイ・タルコフスキー「鏡」をみていると、1コマ、1コマが光とともにやってきて、過ぎ去って行く・・・。その…
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わたしは何も知らない。
いつのことだろうか。 わたしが「京都盲唖院」を知らなかった頃。京都府立盲学校も知らず、あの岡本稲丸先生のことも…
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ふたりの行く先
keyword:新聞記事/六道/賽の河原 2012年 8月 12日(日) 23時31分32秒 壬辰の年(閏年)…
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青い裂け目
2012年 8月 11日(土) 22時23分48秒 壬辰の年(閏年) 葉月 十一日 甲辰の日 亥の刻 三つ
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夜空を見上げる
keyword:夜空 2012年 8月 07日(火) 23時45分08秒 壬辰の年(閏年) 葉月 七日 庚子の…
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歩き去る猫
犬島に行ったときに出会った白と黒のまだら模様の猫。野良猫ではなく、飼い猫だと思う。この猫については旧サイトで犬…
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言語の保ち方
手話に限らない話だけれども、言語を学ぶには細く長く、息を続けるようにやらないと体にぴったりくっつかないものだ。…
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夜に包まれる絵画
今年、絵金が生まれて200年目ということをニュースで知った。絵金といえば、高知の赤岡町に絵金蔵という、絵金のコ…
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ダリのようにとろける
ダリの絵のようなペリエのCM。これは少し前のなんだけど、まさにこんな季節にはペリエが一番似合う。そう思いつつ、…
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冬の思い出
医学書院の雑誌、『訪問看護と介護』2012年8月号に、わたしのインタビューが掲載されました。寒い冬で、時期的に…
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紙に気持ちをのせる
2012年 7月 31日(火) 12時47分30秒 壬辰の年(閏年) 文月 三十一日 癸巳の日 午の刻 四つ
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雪村自賛自画像の解説例
今更、といわれるかもしれないけれど、田中一松先生の「雪村自賛自画像の一考察」『國華』71、28頁を改めてチェッ…
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ガラスの亡霊
ハンガリー生まれの写真家、アンドレ・ケルテス(André Kertész, 1894–1985)の「夜の摩天楼…
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同じ絵なのに、違う
ロヒール・ファン・デル・ウェイデン(1399/1400 – 1464)による、「若い女性の肖像」(…
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手にした資料と「しるし」
keyword:論文/ストック/整理/読む 2012年 7月 21日(土) 00時50分34秒 壬辰の年(閏年…
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聞こえない身体がすれ違った
松本竣介展をみたあと、スタッフのNさんと少し話をして、そのまま海に出た。 繰り返される波が、わたしに何かを訴え…
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Le bienheureux Ranieri délivre les pauvres d’une prison de Florence
ルーヴルで見て以来、惚れた絵の一枚。Sassetta(サセッタ)による、福者ラニエリがフィレンツェの牢獄から貧…
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手をさしのべる
keyword:ギャラリー/手/にぎる/階段 2012年 7月 12日(木) 21時26分05秒 壬辰の年(閏…
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パネル2の仕掛けについて
表象文化論学会の第7回大会のパネル2「結晶化する物質──切り貼りにおける時間と固有性」のように、学会の大会では…
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無関心な女
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アメーバのように
keyword:表象文化論学会 2012年 7月 10日(火) 00時43分06秒 壬辰の年(閏年) 文月 十…
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ボッティチェッリのメダル
表象文化論学会第7回大会 パネル2のポスターをつくりました。ボッティチェッリの絵を背景に据えています。手にもつ…
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ボッシュを服にする
アレグザンダー・マックィーンがボッシュを基調にしたドレスを。肝臓のところにある魚は聖アントニウスの誘惑からとっ…
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シンポの種明かし
「アビ・ヴァールブルクの宇宙」で は、何か特別な仕掛けがあると予告されていたけれどもそれは、ほぼ原寸大(原寸よ…
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マウリッツハイスへ
マウリッツハイス展が開催されたそう。楽しみ。昔、オランダを旅行したときにすごく行きたかった建築だったのを覚えて…
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注意とアクション
ユーロ2012のイタリアvsイングランド。 PKになって、イタリアのピルロが蹴るシーン。ピルロは「違った形でキ…
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ハンマースホイの重力
keyword:ヴィルヘルム・ハンマースホイ/Hammershøi and Europe/西洋美術館/重力感 …
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ブックフェア「表象文化論のアトラス」の感想
表象文化論学会全国大会(7/7-8)との連動企画としてのブックフェアが始まりました。 場所はMARUZEN&ジ…
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「暉雄」と識字率の歴史
曾我蕭白《群仙図屏風》(六曲一双(各172.0×378.0cm)のうち右隻,1764年, 紙本著色, 重要文化…
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「様式」の危なっかしさ
ベーリックホール(昭和5年(1930)J.H.モーガン設計) 思いつくままに。 美術史や建築史において、「様式…